「日記が書けるようになったんだよ!」
とにかく、「書く」ことが苦手だという5年生。
4回の体験授業を受けてくれました。
1回目と2回目は、私も手探り。
準備した教材との相性、親や本人の願いを確かめながら、いろいろと話す中で、学校の授業中に感じている「困り感」を聞き出し、ようやく指導の方向性を固められたのが3回目。
3つの絵をみて、それぞれから思い浮かぶことをつなげて、物語を作るという課題に取り組みました。
まず、絵をみて思い浮かんだことを付箋にどんどん書き上げていきます。はじめは見たままのこと(走っている、ごはんを食べている等)を書いていましたが、こちらからいろいろ質問したり、私が書いた付箋を読み合いっこしたりすることで、子どもの「ノリ(目の輝き、前のめり具合)」もずいぶん変わり、あっという間に3回目の体験授業終了時刻になってしまいました。
体験の最終となる4回目には、「もっと思い浮かんでることがある!」「次は、こっちの絵のことを、もうちょっと詳しく考えたい」と、私の質問や想定を超えた言葉を聞くことができました。
そして、体験を終えた面談で出て来たのが
「僕、日記が書けるようになった!」
という言葉。
詳しく聞くと、今までは何をどのように書けばいいかわからず(書きたいことが思い浮かばず)、本当に苦労して文章を綴っていたそう。
それが、どんどん書けるようになった、と話してくれました。
お母さんも、「読んでいて楽しくなるような日記なんです。」と…。
もちろん、実質2回の授業でここまでの指導はできません。でも、彼は書けるようになりました。何より、本人が「できるようになった!」という手応えを感じてくれています。
素晴らしいことです。
私は、今ここ(塾)で「できた!」という成功経験をすることに加え、「こうやったら、次もできそうだ」という『方法』を見つけて、最終的には自分だけでもできるようになってほしい、という願いをもって授業に臨んでいます。彼は、たった2回の授業でその『方法』を見つけ、実際に自ら活用・発揮することができました。
こんなに早く発揮できるようになったのは、彼のもつ力のおかげです。
まだまだ引き出したい力を秘めた彼。
体験期間を終え、正式に入塾してくれることになったので、じっくり向き合いながらたくさんの「できた!」「できそう!」「やってみよう!!」とする姿に出会えることを楽しみにしています。